冬至冬中冬始め
読み方
とうじ ふゆなか ふゆはじめ意味
冬至は暦の上では冬のちょうど中ほどに当たるが、寒さの本番は冬至を過ぎてから始まる、という意味。冬至以後、日が少しずつ長くなる一方で、気温はさらに下がり、厳しい寒さが続くという季節の観察を表す。由来
二十四節気の「冬至」(現在の暦でおおむね12月21日ごろ)は、立冬から立春までの冬季のほぼ中間に位置する。この暦上の「冬中」と、冬至後に寒さが本格化するという生活上の実感を結び付けた季節・気象のことわざである。成立した正確な年・時代は不明だが、昔からの農村生活や季節観察の中で伝えられてきた民間の言い回しとされる。備考
「冬至」は一年で昼が最も短い日ごろを指す。立冬が暦上の冬の始まりであるのに対し、このことわざの「冬始め」は寒さの本格的な始まりという意味。地域や年によって実際の寒さには差がある。例文
- 冬至を迎えたが、「冬至冬中冬始め」というように、これから寒さがいっそう厳しくなる。
- 祖母はゆず湯の支度をしながら、「冬至冬中冬始めだから、厚手の布団を出しておきなさい」と言った。
- 日が少しずつ長くなっても、冬至冬中冬始めで一月が寒さの本番だ。
類義語
- 寒の入り
- 小寒