出来物と引き出物は出ぬうちは分からぬ
読み方
できもの と ひきでもの は でぬ うち は わからぬ意味
できものが実際に現れるまでその大きさや具合が分からず、引き出物も受け取って中を見てみるまで内容が分からないことから、物事は実際に表面化したり結果が出たりするまでは、その中身や良し悪しを判断できないという意味。由来
「出来物」と「引き出物」の両方に「出る」という語を掛けた、庶民的な言葉遊びを含むことわざとされる。できものは出て初めて状態が分かり、引き出物は渡されて初めて品物が分かることに由来する。正確な成立年・初出は不詳だが、口承で伝わってきた表現である。備考
やや古風で、現在の日常会話では使用頻度は高くない。「結果が出るまで分からない」という軽い戒めやユーモラスな言い回しとして用いる。「引き出物」は主に結婚式などの贈答品を指す。例文
- 新商品の売れ行きは、発売してみなければ分からない。出来物と引き出物は出ぬうちは分からぬ、ということだ。
- 選挙の結果について今から断言するのは早いよ。出来物と引き出物は出ぬうちは分からぬと言うだろう。
- 彼の提案が成功するか失敗するかは実行後でなければ判断できない。まさに出来物と引き出物は出ぬうちは分からぬだ。
類義語
- 蓋を開けてみなければ分からない
- 先は闇
- 勝負は下駄を履くまで分からない