出物腫れ物所嫌わず
読み方
でもの はれもの ところ きらわず意味
できものや腫れ物は、体のどの場所にでも、こちらの都合に関係なくできるという意味。そこから、困ったこと・不都合なことは、時や場所を選ばず、思いがけない所で起こることのたとえとしても用いる。由来
「出物」は吹き出物・できもの、「腫れ物」は腫れて痛むできものを指す。体のどの部分にも生じうるという昔からの経験的な観察を、世の中の予期しない災難や不都合にもたとえたことわざである。成立時期や初出資料は明確ではない。備考
本来は身体のできものについての表現だが、現在は予定外の災難や不具合が、時・場所を選ばず起こることにもいう。相手の病気や外見に直接向けると失礼になり得るため、使用場面には注意する。例文
- 大事な発表の当日にパソコンが故障するとは、まさに出物腫れ物所嫌わずだ。
- 旅行中に限って歯が痛み出した。出物腫れ物所嫌わずとはよく言ったものだ。
- 小さなトラブルはどの部署でも起こり得る。出物腫れ物所嫌わずと思って、日頃から備えておこう。
類義語
- 災難は忘れた頃にやって来る
- 好事魔多し