勘定合って銭足らず
読み方
かんじょう あって ぜに たらず意味
計算上は収入と支出がつり合っていても、実際に手元にある金銭が不足していること。また、計画や理屈は正しく見えても、実行に必要な資金・現実的な条件が足りないことのたとえ。由来
商取引や家計などで用いられた金銭に関するたとえから生まれた表現とされる。「勘定」は計算・会計、「銭」は現金を意味する。成立した正確な年代や初出文献は明らかではないが、近世以降の商人社会で使われた口語的なことわざと考えられる。備考
主に資金繰りや事業計画について、計算と現実の資金事情が一致しないことをいう。日常会話ではやや古風で、文章や説明的な場面で使われやすい。例文
- 事業計画では利益が出るはずなのに、開業資金が足りないとは、まさに勘定合って銭足らずだ。
- 旅行の予算は帳簿上では足りていたが、支払い日までに現金を用意できず、勘定合って銭足らずの状態になった。
- 補助金が入る見込みだけで工事を始めるのは危険だ。入金が遅れれば、勘定合って銭足らずになりかねない。
類義語
対義語
- 勘定が合う
- 収支が合う
- 黒字である