勝つも負けるも時の運
読み方
かつも まけるも ときの うん意味
勝負や競争の勝ち負けは、実力や努力だけで決まるものではなく、その時の巡り合わせ・好機・運にも大きく左右されるという意味。敗れても必ずしも実力が劣っていたとは限らず、逆に勝っても運に恵まれた面があることをいう。由来
正確な成立時期や初出は明らかではない。「時」は好機や巡り合わせ、「運」は人の力だけでは左右できない幸不幸を表す語であり、勝敗を「時の運」によるものとして捉える考え方から生まれたことわざである。古くから勝負事における偶然性をいう表現として用いられてきた。備考
勝敗を運だけのせいにして努力を軽んじる言葉ではない。実力が拮抗した勝負や、偶然・タイミングが結果を左右した場面で、結果を慰めたり冷静に受け止めたりする際に用いる。例文
- 実力はほぼ互角だったが、最後の一本は風向きに助けられた。勝つも負けるも時の運だ。
- 今回の入札は惜しくも落選したが、勝つも負けるも時の運という面もある。次の機会に備えよう。
- 相手が強いからといって最初から諦める必要はない。勝つも負けるも時の運なのだから、全力を尽くそう。
類義語
- 勝負は時の運
- 時の運
- 運も実力のうち
- 人間万事塞翁が馬