医者と味噌は古いほどよい
読み方
いしゃ と みそ は ふるい ほど よい意味
医者は経験を長く積んだ人ほど診断や治療に信頼がおけ、味噌は時間をかけて熟成したものほど風味や味わいがよい、というたとえ。長年の経験や熟成によって価値が増すものがあることをいう。由来
味噌が熟成期間を経ることで香りやうま味を増すことと、医者が長年の臨床経験によって技量を深めることを結び付けたことわざである。正確な初出や成立年は明らかではないが、近世、特に江戸時代から使われてきた表現とされる。備考
「古い」は単に年齢が高いというより、経験を積んでいることを指す。現代では医療知識の更新も重要であり、年長者を無条件に優れるとする表現として用いる際には配慮が必要。例文
- 難しい症例なので、経験豊富な先生に相談しよう。医者と味噌は古いほどよいと言うからね。
- 祖父は、長く寝かせた自家製味噌を味わいながら、「医者と味噌は古いほどよい」と笑った。
- 新人を軽視するわけではないが、経験がものをいう場面もある。まさに医者と味噌は古いほどよい、ということだ。
類義語
- 医者と坊主は年寄りがよい
- 亀の甲より年の功
- 老馬の智