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口は心の使い

読み方

くちは こころの つかい

意味

人の口から出る言葉は、その人の心の中にある考えや感情を伝える使者のようなものだ、という意味。何気ない発言にも本音や人柄が表れやすいため、言葉遣いにはその人の心が映るという教えでもある。

由来

江戸時代前期の俳諧・地誌的な書物である松江重頼『毛吹草(けふきぐさ)』(正保2年・1645年)などに見られる古い表現とされる。「使い」は「使うこと」ではなく、心の命令や思いを外へ伝える使者・代理人の意味である。

備考

「使い」は「使用」の意味ではなく、「使者・代理人」を指す。相手の発言から本心や人柄を感じ取る場面、また自分の言葉遣いを戒める場面で用いる。

例文

  • 口は心の使いというから、腹が立っていても相手を傷つける言葉は慎もう。
  • 彼の何気ない一言には本音が表れていた。まさに口は心の使いだ。
  • 面接では口は心の使いだと考え、誠実な気持ちが伝わるように自分の言葉で答えた。

類義語

  • 言葉は心の表れ
  • 言葉は心の鏡
  • 言葉に人柄が表れる

対義語

  • 口と腹は違う
  • 心にもないことを言う
  • 口先だけ

このことわざに使われている漢字