合わせ物は離れ物
読み方
あわせもの は はなれもの意味
一緒になったもの、結び付いたものは、いつか必ず離れるということ。人の出会い、夫婦・親子・友人などの縁にも、別れは避けられないという無常をたとえていう。由来
仏教の無常観、特に「会者定離(会う者は必ず別れる)」という考え方と通じることわざである。特定の文献を初出とする由来や成立年代は明確ではないが、近世以降のことわざ集などに見られる表現とされる。備考
主に人間関係の別れや死別について、人生の無常を述べる際に使う。相手が悲しんでいる場面では、冷たく響くこともあるため用い方に注意が必要。例文
- 卒業式で友人と別れるのは寂しいが、合わせ物は離れ物というから、また新しい出会いもあるだろう。
- 長年連れ添った夫婦の別れに際し、祖父は「合わせ物は離れ物だ」と静かに語った。
- 転勤で同僚と離れることになったが、合わせ物は離れ物と思って、新しい職場へ向かった。