同病相憐れむ
読み方
どうびょう あい あわれむ意味
同じ病気にかかっている者同士は、互いの苦しみをよく理解していたわり合う、という意味。転じて、同じ悩み・苦境・不幸な境遇にある人々は、自然に同情し合い、助け合うことをいう。由来
中国の歴史書『後漢書(ごかんじょ)』の「呉漢伝」にある「同病相憐、同憂相救(同じ病は相憐れみ、同じ憂いは相救う)」に由来する。成立は中国・南朝宋の范曄が『後漢書』を編んだ5世紀頃とされる。日本では漢文の句を訓読した「同病相憐れむ」の形で定着した。備考
本来の「病」は病気を指すが、現在は悩みや苦境など、共通するつらい事情についても広く用いる。「同病相哀れむ」と表記されることもある。例文
- 同じ介護の悩みを抱える者同士、同病相憐れむで、自然と相談し合うようになった。
- 被災した地域の人々が互いに支援する姿は、まさに同病相憐れむというものだ。
- 彼らは競争相手ではあるが、事業の苦労を知る同病相憐れむ仲でもある。
類義語
- 同憂相救う
- 同病相哀れむ
- 痛みを分かち合う
対義語
- 我関せず
- 対岸の火事