命長ければ蓬莱に会う
読み方
いのち ながければ ほうらいに あう意味
長く生きていれば、思いがけない幸運や、めったに得られないすばらしい機会に巡り会えるというたとえ。困難な時にも命を大切にして生き延び、辛抱強く待てば、よい結果を得る可能性があることをいう。由来
中国の道教思想に由来する、仙人が住み不老不死の薬があるとされた伝説上の島「蓬莱」を用いたことわざ。日本でいつ頃成立した表現かは明確ではないが、蓬莱信仰・蓬莱説話が日本に伝来した後に広まったと考えられる。「蓬莱に会う」は、非常に得難い幸運に出会う意。備考
「蓬莱」は中国の伝説上の仙境・仙人の島を指す。現代の日常会話ではあまり頻繁には使われず、文章語的・教訓的な響きがある。「会う」は「あう」と読む。例文
- 重い病を乗り越えた祖父は、「命長ければ蓬莱に会う」と言って、ひ孫の誕生を心から喜んだ。
- 研究がなかなか認められなくても、命長ければ蓬莱に会うという気持ちで、彼は地道に研究を続けた。
- 長年待ち望んだ再会が実現し、彼女は命長ければ蓬莱に会うものだと感慨深く語った。
類義語
- 長生きは三文の得
- 命あっての物種
- 待てば海路の日和あり