商売は草の種
読み方
しょうばい は くさ の たね意味
商売の機会や利益のもとになるものは、草の種のように広く存在し、育て方や工夫しだいで次々に増えていくというたとえ。小さな取引や人との縁も大切にし、商機を見つけて育てることの重要さをいう。由来
草が小さな種から芽を出し、広く繁殖していく性質に、商売が小さなきっかけや取引から広がり、利益を生む様子を重ねた表現である。正確な成立年や最初の出典は明らかではないが、江戸時代以降の商人社会で伝えられてきた商売に関することわざとされる。備考
主に商売・営業の場面で用いる古い表現。「すぐにもうかる」という意味ではなく、小さな機会や縁を育てれば商売が広がる、という含みで使う。例文
- 祖父は、少額の注文でも丁寧に応じていれば大きな取引につながる、「商売は草の種だ」とよく言っていた。
- 新しい客層にも目を向けよう。商売は草の種というから、思いがけない場所に商機があるかもしれない。
- 店主は地域の催しへの出店を決めた。商売は草の種であり、人とのつながりから仕事が広がると考えたのだ。
類義語
- 塵も積もれば山となる
- 商いは牛の涎
- 商機は至る所にある