嘘と坊主の頭はゆったことがない
読み方
うそ と ぼうず の あたま は ゆった こと が ない意味
「私は嘘を言ったことがない」、すなわち自分の言っていることは本当だ、という意味をしゃれて言う表現。「嘘を言ったことがない」と、髪のない坊主の頭は髪を「結ったことがない」を重ねた言葉遊びである。自分の正直さを冗談めかして強調するときに用いる。由来
成立した時期や初出は明確ではない。「嘘を言ったことがない」と「坊主の頭は髪を結ったことがない」を一つに重ねた、伝統的なしゃれ・言葉遊びから生まれたことわざである。「ゆった」は、嘘については「言った」、坊主の頭については「結った」を掛けている。備考
現代の日常会話では頻繁に使われる表現ではなく、古風でユーモラスなしゃれとして用いられる。真剣な場面で事実を保証する表現としては不向きである。例文
- 彼は「この話は本当だよ。嘘と坊主の頭はゆったことがない」と、にやりと笑った。
- 一度も間違えたことがないと言い張る友人に、父は「嘘と坊主の頭はゆったことがない、というからな」と冗談を返した。
- 祖父は身の潔白を訴えるとき、「嘘と坊主の頭はゆったことがない」と古風なしゃれを口にした。