土一升に金一升
読み方
つち いっしょう に かね いっしょう意味
土一升ほどのわずかな土地でも、金一升に値するほど価値が高いという意味。土地、特に都市部や耕作に使える土地が非常に貴重であることをたとえる。由来
主に上方(京都・大阪方面)で伝わった「いろはかるた」の「つ」の札として知られることわざである。土地が限られ、都市の宅地や耕地が貴重だった社会状況を背景に生まれたと考えられる。成立時期は明確ではないが、近世(江戸時代)以降に広まったとされる。備考
「一升」は約1.8リットルの容量単位。「土」と「金」を同量で比べ、土地の価値の高さを強調した表現である。現在は土地価格の高さや土地の希少性をいう際に用いる。例文
- 駅前の土地は土一升に金一升と言われるほど高く、簡単には買えない。
- 祖父は、畑を手放す話になると「土一升に金一升だ」と言って反対した。
- 再開発が進むこの地域では、土一升に金一升という言葉を実感する。
類義語
- 寸土尺金
- 一寸の土地にも一寸の金
- 土地は宝