坊主に櫛
読み方
ぼうず に くし意味
頭を剃っている坊主(僧侶)には櫛が不要であることから、相手や状況にとって必要がなく、役に立たない物を与えること、または不釣り合いなことのたとえ。由来
髪を剃る習慣のある僧侶には、髪を整えるための櫛が必要ないという日常的な観察から生まれたたとえです。成立した正確な年代や典拠は明らかではありませんが、僧侶の剃髪という伝統的な生活習慣を背景とする日本のことわざです。備考
不要な物や不適切な贈り物・配慮を評する際に使います。相手の趣味や能力を「役に立たない」と断じる響きがあるため、対人場面では使い方に注意が必要です。例文
- 髪をすべて剃っている祖父に高級な櫛を贈るのは、坊主に櫛だ。
- その機能を使わない部署へ最新のソフトを導入しても、坊主に櫛になりかねない。
- 説明書を読まない人に分厚い解説本を渡しても、坊主に櫛かもしれない。