坊主の鉢巻
読み方
ぼうず の はちまき意味
役に立たないものや、当人・状況に必要がなく不釣り合いなもののたとえ。髪のない坊主が鉢巻をしても、本来の用を果たしにくいという見立てからいう。由来
成立した正確な年代や初出は明確ではない。髪をまとめたり額に巻いたりする鉢巻を、剃髪している坊主が着けても必要性が薄いと考えられたことから、「無用なもの」「似つかわしくないもの」を表すたとえとして生まれた。備考
「無用の長物」に近い、やや古風な表現。実在の僧侶や髪のない人をからかう意味で使うと失礼になりうるため、物事や制度の不要さを述べる文脈で用いるのが無難。例文
- 利用者のいないこの機能は、今の部署にとって坊主の鉢巻だ。
- 目的に合わない飾りを増やしても、結局は坊主の鉢巻になってしまう。
- その資格は仕事の内容と関係がなく、彼にとっては坊主の鉢巻だった。
類義語
- 無用の長物
- 坊主の花簪
- 蛇足
対義語
- 必要不可欠
- 打ってつけ
- 適材適所