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垣堅くして犬入らず

読み方

かき かたくして いぬ いらず

意味

垣を丈夫にしておけば犬が中に入り込めないことから、あらかじめ防備や用心を十分にしておけば、災難や不都合、よくない者の侵入を防げるというたとえ。日頃からの備えの大切さをいう。

由来

特定の古典作品を出典とすることが明確ではない、民間で伝えられてきたことわざとされる。成立した正確な年代・時代は未詳。家や畑を囲う垣を堅固にすれば、犬が入って荒らすこともないという身近な情景を、防犯・防災などの用心一般にたとえた表現である。

備考

「堅く」は「固く」とも書く。犬は文字どおりの犬だけでなく、侵入者や害をもたらすものの比喩。現代では日常会話より、防犯・管理・予防を説く文脈で用いられやすい。

例文

  • 個人情報を扱う以上、アクセス権限を厳しく管理しよう。垣堅くして犬入らずというからね。
  • 収穫前の畑に柵を設けた父は、「垣堅くして犬入らずだ」と言って安心していた。
  • 事故が起きてから対策を考えるのでは遅い。垣堅くして犬入らずの心構えで、事前点検を徹底しよう。

類義語

対義語

  • 無防備
  • 不用心

このことわざに使われている漢字