埋もれ木に花が咲く
読み方
うもれぎ に はな が さく意味
世間に埋もれていた人が、よい機会を得て才能を認められ、成功することのたとえ。また、到底起こりそうにないような幸運や、思いがけないよい出来事が起こることもいう。由来
はっきりした初出や成立年代は不明である。「埋もれ木」は土や水中に埋もれた木、または世に知られず埋もれている人を表す。そこに本来は咲くはずのない花が咲くという不思議な情景から、埋もれていた人の出世や、予想外の幸運をたとえる表現になった。備考
人の才能が遅れて認められる場合や、思いがけない幸運に用いる。単に「珍しい出来事」という意味よりも、埋もれていたものが日の目を見るという前向きな含みが強い。例文
- 長年無名だった画家が展覧会で高く評価され、まさに埋もれ木に花が咲く思いだ。
- 地方の小さな工場が独自技術で注目を集めるとは、埋もれ木に花が咲くような成功である。
- あきらめずに研究を続けた結果、彼女の才能が認められた。埋もれ木に花が咲くとはこのことだ。
類義語
- 枯れ木に花が咲く
- 捨てる神あれば拾う神あり
- 沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり
- 日陰の身にも光が当たる
対義語
- 枯れ木に花は咲かぬ
- 落花枝に上り難し