夜道に日は暮れぬ
読み方
よみち に ひ は くれぬ意味
悪い状況にあるところへ、さらに悪いことや不運が重なることのたとえです。困難で心細い夜道を行くうえに、日がすっかり暮れていっそう暗くなる、という情景に基づきます。由来
初出の文献や正確な成立年代は明確ではありません。古くから伝わるたとえで、夜道を行く不安で危険な状況に、日がすっかり暮れて暗さが増すという情景を、苦境に不運が重なることに見立てた表現です。備考
「暮れぬ」の「ぬ」は否定ではなく、完了を表す古語の助動詞です。「日がすっかり暮れた」という意味になります。現在は、災難や不運が重なる場面で用います。例文
- 資金繰りが苦しいところへ主要な取引先まで倒産し、まさに夜道に日は暮れぬ状態だ。
- 旅行先で財布をなくしたうえに、予約していた列車も運休になり、夜道に日は暮れぬ思いをした。
- ただでさえ人手不足なのに担当者まで病気で休むとは、夜道に日は暮れぬというほかない。