大事は小事より起こる
読み方
だいじ は しょうじ より おこる意味
大きな問題や重大な事件は、初めは取るに足りない小さな事柄や、わずかな不注意から生じるという意味。小さな異常・失敗・兆候を軽視せず、早いうちに対処すべきだという戒めとして用いる。由来
中国・宋代の儒学書『近思録(きんしろく)』に見られる思想に由来するとされる。小さな事柄をおろそかにすると、やがて大きな問題につながるという教えが、日本でことわざとして定着した。日本で広く用いられた正確な時期は明らかではない。備考
「より」は起点を表し、「から」とする場合もある。事故防止、健康管理、品質管理などで、小さな兆候や不注意を軽視しないよう注意を促す際に使われる。例文
- 工場の小さな異音を放置すると重大事故になりかねない。大事は小事より起こるというから、すぐに点検しよう。
- 情報漏えいも、たった一通の誤送信から始まることがある。大事は小事より起こることを忘れてはいけない。
- 子どもの軽い体調不良でも、続くようなら受診したほうがよい。大事は小事より起こると言うからだ。
類義語
- 蟻の穴から堤も崩れる
- 千丈の堤も蟻の一穴から
- 小事を軽んずるな
- 油断大敵