大欲は無欲に似たり
読み方
たいよく は むよく に にたり意味
大きな志や目的を持つ人は、目先の利益や小さな欲に執着しないため、いかにも欲がない人のように見える、という意味。本当は強い願望や抱負を持っていても、細かな得失を求めない態度をいう。由来
大きな目標を追う者は小さな利益にとらわれない、という人生観・処世観から生まれたことわざ。中国古典の思想との関連が指摘されることもあるが、特定できる原典や正確な成立時期は明確ではない。備考
「大欲」は単なる強欲ではなく、大きな志・目的を指すことが多い。日常会話よりも、人物評や文章で用いられるやや硬い表現。例文
- 彼は目先の昇進や待遇にこだわらないが、社会を変える事業を実現したいという大きな志がある。まさに大欲は無欲に似たりだ。
- 彼女の淡々とした態度を無関心だと思ってはいけない。長期的な研究成果を目指しているのだから、大欲は無欲に似たりということだ。
- 小さな利益を追わずに地域全体の発展を考える彼の姿勢には、大欲は無欲に似たりという言葉がよく当てはまる。
類義語
- 大志を抱く
- 小事にこだわらない
- 大局を見る
対義語
- 小欲は大欲に似たり