大水に飲み水なし
読み方
おおみず に のみみず なし意味
大水・洪水で周囲に水があふれていても、その水は濁っていたり汚れていたりして飲み水にはならない、という意味。転じて、物がたくさんあっても必要なものや役に立つものが得られないこと、また、身近にあるように見えて利用できないことをいう。由来
出典や成立した正確な年代は不明。洪水の際には水が大量にあっても、泥・ごみ・病原菌などが混じり、飲用には適さないという生活上の実感から生まれたことわざと考えられる。古くから水害の多い日本で伝えられてきた表現である。備考
本来は洪水時の飲料水不足をいうが、現在は「量は多いのに実用的なものがない」という比喩にも使う。「大水に飲水なし」ともいう。例文
- 資料は山ほど集まったのに、肝心の結論を裏づける数字がない。まさに大水に飲み水なしだ。
- 災害現場では川の水があふれていても飲めないので、大水に飲み水なしという状況になりやすい。
- 情報が多すぎて、必要な答えが見つからない。大水に飲み水なしとはこのことだ。
類義語
- 紺屋の白袴
- 水辺に居て水なし