大男総身に知恵が回りかね
読み方
おおおとこ そうみ に ちえ が まわりかね意味
体が大きい人は、その大きな体に比べて知恵が十分に行き渡らない、つまり見た目ほど有能・利口ではない、という意味。体格の大きい人をからかったり、外見だけ立派で中身が伴わない人をあざけったりしていう言葉。由来
江戸時代(17~19世紀)に広まった「江戸いろはかるた」の「お」の札として知られることわざである。正確な作者や成立年は不詳。「総身」は全身の意味で、体が大きすぎて知恵が全身にまで回りきらない、という誇張したたとえから生まれた表現である。備考
体格の大きい人を知恵不足だと決めつける、古くからあるからかい・侮蔑的な表現。現代では差別的・失礼に受け取られるおそれがあるため、人に直接使うのは避けるのが望ましい。例文
- 体格がよいだけで仕事の段取りを考えない彼を、大男総身に知恵が回りかね、とからかう人がいた。
- 見た目の迫力だけで相手を判断してはいけない。「大男総身に知恵が回りかね」という言葉も、外見による決めつけになりうる。
- 彼は大柄だが判断も的確なので、「大男総身に知恵が回りかね」などという言い方はまったく当てはまらない。
類義語
- 見かけ倒し
- 張り子の虎
対義語
- 小男の知恵