大遣いより小遣い
読み方
おおづかい より こづかい意味
一度に使う大きな金額よりも、日々の少額の出費のほうが、気づかないうちに積み重なって大きな額になりやすいということ。家計を管理するには、大きな買い物だけでなく、細かな無駄遣いにも注意すべきだという戒め。由来
出典となる特定の書物や成立年は明確ではない。大きな出費は目立つため注意しやすい一方、飲食代や小物代などの少額の出費は見過ごされやすく、積み重なると家計に大きく影響するという、生活上の経験則から生まれたことわざである。江戸時代以降の庶民生活でも通用した金銭管理の教訓と考えられる。備考
主に家計や節約について用いる。ここでの「小遣い」は、子どもに渡す小遣いではなく、「少額の出費・細かな金遣い」の意味。大きな支出を肯定する表現ではなく、小さな出費の累積を戒める言葉である。例文
- 毎日のコンビニでの買い物を見直そう。大遣いより小遣いというから、少額でも記録したほうがいい。
- 旅行費のような大きな出費だけでなく、サブスクリプション料金にも注意が必要だ。まさに大遣いより小遣いである。
- 母は家計簿をつけながら、『大遣いより小遣いよ。毎日の無駄を減らしなさい』と子どもに教えた。
類義語
- 塵も積もれば山となる
- 小銭も積もれば大金となる
- 小事が大事
対義語
- 宵越しの銭は持たぬ
- 大盤振る舞い