天は自ら助くる者を助く
読み方
てん は みずから たすくる もの を たすく意味
自分から努力して困難を切り開こうとする人には、天の加護や周囲からの助けも得られる、という意味。何もしないで幸運や他人の援助を待つのではなく、まず自力で行動することの大切さを説く。由来
英語のことわざ「Heaven helps those who help themselves.(天は自らを助ける者を助ける)」の訳として広まった語。英語の表現は17~18世紀ごろには見られ、その思想は古代ギリシアのイソップ寓話にも通じる。日本では、サミュエル・スマイルズ『Self-Help』(1859年)を中村正直が訳した『西国立志編』(1871年/明治4年)を通じて広く知られるようになった。備考
「助くる」は現代語の「助ける」に当たる古い言い方。西洋由来のことわざだが、日本語のことわざとして定着している。努力すれば必ず成功するという保証ではなく、自発的な行動を励ます表現である。例文
- 援助を待つだけでなく、まず計画書を作って行動しよう。天は自ら助くる者を助く、というからね。
- 毎日こつこつ練習を重ねた結果、彼女は指導者にも恵まれた。まさに天は自ら助くる者を助くである。
- 就職活動では、自分から情報を集めて応募する姿勢が大切だ。天は自ら助くる者を助くという言葉を忘れないでほしい。
類義語
- 人事を尽くして天命を待つ
- 運は勇者に味方する
- 自助努力