女房の妬くほど亭主もてもせず
読み方
にょうぼう の やく ほど ていしゅ もて も せず意味
妻がやきもちを焼くほど、その夫は実際には他の女性から人気があるわけではない、という意味。夫を過大評価して嫉妬する妻を、からかい半分に評したことわざである。由来
「妬く」は、やきもちを焼く、嫉妬する意。「もて」は「もてること・人気」の意で、「もてもせず」は「少しも人気がない」という強調表現である。成立年や作者、初出資料は明確ではないが、近世以降に口語的なことわざとして広まったと考えられている。表記は「女房の焼くほど亭主もてもせず」とすることも多い。備考
妻の嫉妬を笑いの対象にする古い性別役割観を含むため、現代では相手の不安を軽視したり傷つけたりしないよう、使用場面に注意が必要である。例文
- 夫が同僚と少し話しただけで心配する母に、祖母は「女房の妬くほど亭主もてもせず」と苦笑した。
- 彼は妻を安心させようとして、「女房の妬くほど亭主もてもせずと言うだろう」と冗談を言った。
- このことわざは、妻のやきもちを茶化す場面で「女房の妬くほど亭主もてもせず」のように用いられる。
類義語
- 女房の焼くほど亭主もてもせず
- 女房の焼くほど亭主もてず