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女房は灰小屋から貰え

読み方

にょうぼう は はいごや から もらえ

意味

妻を迎えるなら、苦労の多い貧しい家で育ち、家事や働くことに慣れた女性がよい、という古い考えを表すことわざ。「灰小屋」は灰をためておく粗末な小屋で、ここでは質素な生活や農作業に関わる家を象徴する。

由来

成立した年や初出は明確ではない。灰を肥料などとして利用していた農村生活を背景に、「灰小屋」は灰を扱う粗末な作業小屋を指した。苦労を知り、勤勉で倹約的な女性を妻に選ぶべきだという、近世以降の家父長的な結婚観・家族観から生まれた表現とされる。

備考

女性や貧しい家の出身者への固定観念を含むため、現代の価値観には合わない。日常の助言として用いるより、歴史的・批評的な文脈で扱うのが適切。

例文

  • 祖父は昔の結婚観を語る際に、「女房は灰小屋から貰え」と言った。
  • 小説では、農家の父親が息子に「女房は灰小屋から貰え」と諭す場面がある。
  • 「女房は灰小屋から貰え」は、女性の育ちで人柄を決めつける古いことわざとして紹介された。

類義語

  • 嫁は下から取れ、婿は上から取れ
  • 嫁は下からもらえ

このことわざに使われている漢字