百舌勘定
読み方
もずかんじょう意味
複数人で支払うべき代金を、ある者だけが払わず、残りの者に不公平に負担させる勘定のこと。特に、本来は同額ずつ出すべき場面で、一人が計算役などを利用して自分の分を免れ、他人に多く払わせるような不公正な割り勘をいう。由来
成立時期は明確ではない。百舌(モズ)・烏・鳩の三羽が飲食をし、百舌が勘定役になったところ、烏に一文、鳩に二文を出させ、自分は一文も出さなかったという昔話・たとえに由来するとされる。三人分の代金を二羽だけに負担させたことから、不公平な勘定をいうようになった。備考
現在では日常会話で頻繁に使う語ではなく、文章語・たとえとして用いられることが多い。「不公平な割り勘」「一人だけ得をする勘定」などと言い換えると伝わりやすい。例文
- 三人で昼食を食べたのに、彼だけ一円も払わないとは百舌勘定ではないか。
- 幹事が自分の飲食代を経費に入れて皆に割り振るのは、百舌勘定だと批判された。
- 負担額を事前に確認しないと、気づかないうちに百舌勘定にされるおそれがある。
類義語
- 不公平な割り勘
- 割り勘負け
- 不平等な負担
対義語
- 公平な割り勘
- 均等負担
- 公明正大な勘定