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赤子は泣くのが仕事

読み方

あかご は なく のが しごと

意味

赤ん坊にとって泣くことは、ごく自然で大切な営みであり、いわば本分であるという意味。空腹、不快、眠気、痛みなどを言葉で伝えられない赤ん坊は、泣くことで周囲に必要なことを知らせる。赤ん坊が泣くのを必要以上に責めず、世話をする側が受け止めるべきだという含みもある。

由来

特定の作者や成立年、典拠は明らかではない。言葉で要求を伝えられない乳幼児が、泣いて空腹や不快を知らせるという生活上の観察から生まれ、口伝えで定着したことわざと考えられる。「仕事」は職業の意味ではなく、その者が本来すること・役目という比喩である。近代以降にも育児に関する言い回しとして広く用いられている。

備考

育児の苦労を軽くするための言葉として使われる一方、泣き方の異常を見過ごしてよいという意味ではない。相手の負担を軽視するような言い方にならないよう配慮が必要。

例文

  • 夜泣きが続いて大変だけれど、赤子は泣くのが仕事と言うし、体調をよく見ながら付き合おう。
  • 初めての育児で赤ん坊の泣き声に慌てたが、祖母に「赤子は泣くのが仕事だよ」と励まされた。
  • 赤子は泣くのが仕事とはいえ、いつもと違う激しい泣き方なら、病気やけががないか確認したほうがよい。

類義語

このことわざに使われている漢字