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青田は遠くから見よ

読み方

あおた は とおく から みよ

意味

青々とした稲田の生育の良し悪しや植えむらは、近くで一本ずつ見るよりも、少し離れた所から全体を眺めたほうが分かりやすいという農事の知恵。転じて、物事を判断するときは細部だけにとらわれず、距離を置いて全体像を見渡すことが大切だという意味。

由来

稲作農家の観察経験から生まれた農事ことわざとされる。青田は遠くから見ると稲の色の濃淡や生育のむらが目立ち、田全体の状態を把握しやすいことに由来する。成立した正確な年・時代は不明だが、農村で伝承されてきた表現である。

備考

「青田」は、稲が青く育っている田のこと。現代では農作業だけでなく、全体を俯瞰して判断する教訓としても使う。「青田買い」とは意味が異なる。

例文

  • 農家は田の中だけを歩き回るのではなく、「青田は遠くから見よ」と、畦道の向こうから生育のむらを確かめた。
  • 売上の数字を一部だけ見て判断せず、青田は遠くから見よというように、事業全体の流れを確認しよう。
  • 会議で細かなミスばかりを責める前に、青田は遠くから見よの姿勢で、計画全体に問題がないか見直した。

類義語

対義語

このことわざに使われている漢字