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一心不乱

読み方

いっしん ふらん

意味

心を一つの事柄に集中させ、ほかの考えや雑念に心を乱されないこと。特に、仏を信じて念仏を唱える際に、ひたすら一心に打ち込む状態をいう。転じて、勉強・仕事・芸事などに、わき目も振らず集中する意味でも用いる。

由来

中国の仏教経典に由来する語で、『仏説阿弥陀経』の「一心不乱」に見られる。一般に流布した同経は、後秦の鳩摩羅什(くまらじゅう、344~413年)が402年ごろに漢訳したものとされる。阿弥陀仏の名を唱え、心を乱さず一心に念仏することを表した。

備考

本来は仏教語で、念仏に専念する心境を指す。現代では宗教的な文脈に限らず、勉強・仕事・創作などへ強く集中する様子を表す四字熟語として広く使われる。

例文

  • 彼は試験までの一か月間、一心不乱に参考書を読み続けた。
  • 職人は一心不乱に木を彫り、細部まで丁寧に仕上げた。
  • 観客は演奏者が一心不乱に鍵盤へ向かう姿に息をのんだ。

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字