一日之長
読み方
いちじつ の ちょう意味
他人より年齢・経験・知識などがわずかに上であり、その分だけ優れていること。「一日」は文字どおりの一日ではなく、ごくわずかな差を表す。多くは「彼にはこの分野で一日之長がある」のように用いる。由来
中国の古典『論語』先進篇にある、孔子の「以吾一日長乎爾、毋吾以也(私はお前たちより一日ほど年長だが、私を気にするな)」に由来する。『論語』は孔子(紀元前551~前479年)の言行を弟子らがまとめた書で、成立はおおむね紀元前5~4世紀頃とされる。備考
「一日之長がある」の形で、年齢だけでなく経験・知識・技量のわずかな優位にも使う。実際の一日の差を指す語ではない。通常は「一日の長」とも表記する。例文
- この分野では先輩に一日之長があるので、助言を仰ぐことにした。
- 年齢はほとんど変わらないが、海外勤務の経験では彼女に一日之長がある。
- 私は入社が一年早いだけで、仕事の能力まで一日之長があるとは言えない。
類義語
- 一日の長
- 年長
- 先輩格
- 経験優位
対義語
- 年少
- 後進
- 経験不足