一日千秋
読み方
いちじつせんしゅう意味
一日会えないだけでも千年、または千回の秋が過ぎたかのように長く感じられること。会いたい人や、待ち望む出来事を非常に待ち遠しく思い、時間がなかなか過ぎないと感じる気持ちをいう。多く「一日千秋の思いで待つ」の形で用いる。由来
中国最古の詩集『詩経』の「王風・采葛」にある「一日見(まみ)えざれば、三秋のごとし」という趣旨の句に由来する。「三秋」は三年、または秋が三度巡るほどの長い時を表す。『詩経』の詩篇はおおむね紀元前11世紀から紀元前6世紀ごろに成立したとされる。「一日千秋」は、この表現を強調して作られ、日本でも四字熟語として定着した語である。備考
主に、恋人・家族などに会うことや、吉報・発表を待つ切実な気持ちに用いる。「一日千秋の思いで待つ」が代表的な言い回し。単に退屈で時間が長く感じる場合には、やや大げさな表現になる。例文
- 海外赴任中の娘が帰国する日を、一日千秋の思いで待っている。
- 合格発表の時刻までが長く感じられ、受験生は一日千秋の思いだった。
- 新製品の発売を楽しみにしているファンは、一日千秋の思いで当日を待った。