一飛沖天
読み方
いっぴ ちゅうてん意味
一度飛び立てば、天を突き抜けるほど高く舞い上がること。転じて、それまで目立たなかった人や組織などが、ある機会をきっかけに一躍世間の注目を集め、大きく成功・発展することをいう。由来
中国の『史記』「滑稽列伝」にある故事に基づく。楚の荘王(在位:紀元前7世紀ごろ)が、3年間政務を顧みなかった際、「三年不飛、飛将沖天。三年不鳴、鳴将驚人(3年飛ばない鳥も、飛べば天を突く。3年鳴かない鳥も、鳴けば人を驚かせる)」とたとえた故事に由来する。『史記』自体は前漢の司馬遷が紀元前1世紀ごろに編纂した。備考
主に人・企業・才能などが急に大成功する場面で用いる、やや文章語的な表現。「一飛沖天を遂げる」「一飛沖天する」の形で使われることが多い。中国由来の故事成語である。例文
- 無名だった新人作家が、デビュー作の受賞を機に一飛沖天の活躍を見せた。
- 長年の研究成果が実を結び、その企業は新製品によって一飛沖天を遂げた。
- 彼女は地道な練習を重ね、国際大会での優勝をきっかけに一飛沖天した。
類義語
対義語
- 鳴かず飛ばず
- 低迷不振
- 雌伏隠忍