七歩之才
読み方
しちほ の さい意味
詩や文章をただちに作り上げられるほど、非常に優れた文学的才能のこと。また、転じて、短時間で見事な仕事を成し遂げるほどの卓越した才知をいう。由来
中国・三国時代の魏の曹植(そうしょく、192~232年)にまつわる故事に由来する。兄の曹丕(そうひ)から、七歩歩く間に詩を作れなければ処罰すると命じられた曹植が、兄弟間の争いを豆と豆がらにたとえた詩を即座に作ったという。逸話は5世紀ごろ成立の『世説新語』などに見える。備考
本来は曹植の詩才をたたえる語であり、特に詩文を即興で作る才能についていう。現代では、文章作成に限らず、素早く優れた成果を出す才能を称賛する表現としても用いられる。例文
- 彼女は七歩之才の持ち主で、依頼を受けたその日のうちに格調高い詩を書き上げた。
- 締切直前にもかかわらず、彼は七歩之才を発揮して見事な祝辞を完成させた。
- 即興でこれほど巧みな文章を作るとは、まさに七歩之才というべきだ。
類義語
対義語
- 才疎学浅
- 無才無能
- 凡才庸人