喜形於色
読み方
きけい お しょく意味
心の中の喜びが、顔つきや表情に自然と現れること。「喜びを顔に出す」「うれしさを隠しきれない」という意味で用いる。多くは、好ましい知らせを受けて思わず表情がほころぶ様子を表す。由来
中国の正史『北史(ほくし)』の「爾朱栄伝(じしゅえいでん)」にある「栄見、喜形於色(栄、見るに、喜び色に形る)」に由来する。『北史』は唐代の659年ごろに李延寿によって編纂されたとされる。「於」は「~に」を表し、喜びが顔色・表情に現れる意である。備考
文章語・やや硬い表現で、会話では「顔に喜びが出る」「うれしそうな顔をする」などと言うことが多い。「於」は「お」と読み、「喜形于色」と表記されることもある。例文
- 合格通知を受け取った彼は、喜形於色として家族に結果を報告した。
- 新製品の採用が決まったと聞き、担当者は喜形於色の様子だった。
- 彼女は冷静に振る舞おうとしたが、友人の快復を知ると喜形於色を隠せなかった。
類義語
対義語
- 不露声色
- 喜怒不形
- 泰然自若