家財万貫
読み方
かざい ばんがん意味
家に非常に多くの財産があること。また、そのような莫大な財産を持つ家や人をいう。「家財」は家にある財産・家産、「万貫」はきわめて多額の金銭を誇張して表す語である。由来
「家財」と、莫大な金額を表す「万貫」を組み合わせた漢語的表現である。「貫」は近世まで用いられた貨幣の単位で、一般に一貫は銭千文を指したため、万貫は一千万文という途方もない額になる。特定の出典や成立年は明確ではないが、近世以前から、非常に豊かな家を形容する語として用いられてきた。備考
現代の日常会話ではあまり使われず、文章語・やや古風な表現である。「万貫」は実際の金額を示すより、「非常に多い」という誇張として用いられる。例文
- その商人は家財万貫を築いたが、ぜいたくを好まず質素に暮らした。
- 家財万貫を誇った旧家にも、時代の変化によって衰えていくものがある。
- 彼女は家財万貫の家に生まれたものの、自分の力で仕事を成し遂げたいと考えている。
類義語
- 巨万の富
- 富貴栄華
- 財産万貫
対義語
- 家徒四壁
- 赤貧洗うが如し
- 一文無し