求賢若渇
読み方
きゅうけんじゃっかつ意味
優れた才能や徳を備えた人物を、のどが渇いた人が水を求めるように、非常に熱心かつ切実に探し求めること。主に、君主・経営者・組織の指導者が有能な人材を登用しようとする姿勢を表す。由来
中国の歴史書『三国志』魏書「陳思王植伝」に見える「求賢若渇(賢を求むること渇するが若し)」に基づく。『三国志』は西晋の陳寿が3世紀後半(280年代ごろ)に編纂した史書である。「若」は「~のようだ」、「渇」はのどの渇きをいい、渇いた者が水を切望するほど、賢者を強く求める意を表す。備考
「若」は「ごとし」と読み、「~のように」の意。単に求人をすることではなく、有能な人物を切実に求め、厚遇して迎えようとする積極的な態度を強調する。例文
- 新社長は求賢若渇の姿勢を掲げ、業界や年齢を問わず優秀な技術者を招いた。
- 変革期の組織には、求賢若渇で人材を探し、その意見を真摯に聞く指導者が必要だ。
- その大名は求賢若渇で、身分の高低にとらわれず有能な者を家臣として登用した。
類義語
- 礼賢下士
- 三顧の礼
- 吐哺握髪
- 人材登用
対義語
- 人材軽視
- 賢者冷遇