物尽其用
読み方
ぶつじんきよう意味
すべての物を、その性質や用途に応じて、無駄なく十分に使い切ること。資源・材料・道具などを有効に活用し、捨てたり眠らせたりしないという考え方をいう。由来
中国の成語に由来する。清代の李汝珍による小説『鏡花縁』第九十五回に、「物尽其用、人尽其才」という形の用例が見られる。『鏡花縁』は19世紀初頭(1827年ごろ)に成立・刊行されたとされる。備考
環境保全、資源循環、経営・生産管理などで用いられることが多い語。日常会話では「有効活用する」「無駄なく使う」と言い換えるほうが自然な場合もある。例文
- 企業は端材も再利用し、物尽其用の考え方で廃棄物を減らしている。
- 限りある資源を守るには、物尽其用を徹底する姿勢が大切だ。
- 祖父は壊れた道具もすぐには捨てず、修理して使う物尽其用の人だった。
類義語
- 有効活用
- 適材適所
- 人尽其才
- 一物全体
対義語
- 暴殄天物
- 資源浪費
- 無駄遣い