一味同心
読み方
いちみどうしん意味
同じ目的や考えをもつ人々が、心を一つにして協力し、行動すること。「一味」は同じ立場・目的を共有する仲間、「同心」は心や志を同じくする意である。よい目的の団結にも、悪事を企てる仲間に対しても用いられる。由来
「一味」は本来、仏教で同じ味・性質であることを表す語で、のちに同じ志向をもつ仲間の意にもなった。「同心」は心を同じくすること。この二語が結び付いた漢語的表現で、正確な成立年・最初の典拠は明らかでないが、中世以降の日本で、同じ目的のために結束する意として用いられてきた。備考
褒める文脈では「心を一つにする団結」を表す。一方、「一味」には犯罪仲間・悪党の一団という意味もあるため、文脈によっては否定的な響きを帯びる。例文
- 地域の住民が一味同心となって、祭りの復活に取り組んだ。
- 選手とスタッフが一味同心で努力した結果、チームは全国大会への出場を果たした。
- 首謀者たちは一味同心して不正を隠そうとしたが、計画はすぐに発覚した。
類義語
対義語
- 離心背徳
- 同床異夢
- 反目対立