一心一徳
読み方
いっしん いっとく意味
多くの人が心を一つにし、同じ徳・信念・目的を共有して協力すること。単に意見が一致するだけでなく、道徳的な志や目標も同じくして、力を合わせるという意味を含む。由来
中国の古典『書経(尚書)』の「泰誓」中篇にある、殷の臣下は「億万心(多くの心)」であるのに対し、周には「惟一心(ただ一つの心)」があるとする趣旨の記述に基づく語とされる。そこから、心と徳を一つにして協力する意で用いられるようになった。『書経』は紀元前11世紀頃から前3世紀頃までの文献を含む中国の古典である。備考
主に組織・集団が共通の理念や目的のために団結する場面で使う。「一心同体」よりも、価値観や徳目まで共有するというニュアンスがある。例文
- チーム全員が一心一徳となって、期限内のプロジェクト完成を目指した。
- 災害からの復興には、住民と行政が一心一徳で取り組むことが欠かせない。
- 新しい方針のもと、社員が一心一徳となれば、大きな成果を生み出せるだろう。