一心無二
読み方
いっしん むに意味
心をただ一つの目的・相手・事柄に集中させ、ほかに迷いや変わる気持ちをもたないこと。とくに、忠義・信念・目標などに対して、脇目も振らず一途に尽くす様子をいう。由来
中国由来の漢語表現。「一心」は心を一つに定めること、「無二」は二つ、すなわち別の心や迷いがないことを表す。二語を重ねて、ひたむきで変わらない心を強調したものとされる。特定の一書を最初の典拠とする故事成語としての成立時期は明確ではない。備考
「一心無二に〜する」「一心無二の忠誠」のように用いる。単に集中しているだけでなく、信念や忠誠を変えずに一途であるという、やや硬く古風な響きがある。例文
- 彼は医師になるという夢に一心無二で、毎日遅くまで勉強を続けた。
- 社員一同が会社の再建に一心無二に取り組んだ結果、業績は回復した。
- 武将は主君への一心無二の忠誠を誓い、最後まで任務を果たした。