一心精進
読み方
いっしん しょうじん意味
一つの目標や物事に心を集中させ、わき目も振らず熱心に努力・修行すること。「一心」は心を一つに定めること、「精進」は努力を重ねて励むことを表す。特に、信仰や修行、仕事、学問などに真剣に取り組む場合に用いる。由来
「一心」と「精進」は、ともに仏教で重視されてきた語である。「精進」はサンスクリット語のヴィーリヤ(努力・勇猛精進)に対応する漢訳語とされ、「一心」は心を一つに集中させる意を持つ。中国の仏教漢訳経典・仏教文献を通じて用いられ、日本には仏教伝来後の6世紀頃以降に伝わったと考えられる。四字熟語としての正確な初出年は不明。備考
仏教的な響きを持つ語だが、現代では学問・仕事・スポーツなど幅広い努力にも使える。「一心に精進する」のように副詞的に用いることも多い。例文
- 彼は医師になるという目標を掲げ、毎日一心精進している。
- 師の教えを守り、一心精進の姿勢で修行を続けた。
- 結果がすぐに出なくても、一心精進すれば道は開けるだろう。
類義語
対義語
- 怠惰
- 懈怠
- 注意散漫