一意孤行
読み方
いちい ここう意味
他人の意見や忠告を聞き入れず、自分一人の考えだけを正しいと信じて、独断で物事を進めること。「一意」は一つの考えに心を集中させること、「孤行」は一人で行動することをいう。一般に、協調性を欠く態度を批判的に表す。由来
中国の歴史書『史記』「酷吏列伝」に見える「孤立行一意而已(孤立して一意を行うのみ)」に由来するとされる。『史記』は前漢の司馬遷が紀元前1世紀ごろに編んだ歴史書で、この表現が後に「一意孤行」という四字熟語として定着した。備考
多くは「他人の意見を聞かない」「独断的だ」という否定的な意味で用いる。「信念を貫く」という肯定的な意味とは必ずしも一致しないため、褒め言葉としては使いにくい。例文
- 会議で十分な議論をせず、一意孤行で計画を決めてしまっては、メンバーの納得を得られない。
- 彼は周囲から何度も危険性を指摘されたが、一意孤行に新事業へ投資した。
- 指導者が一意孤行に陥らないよう、異なる立場の意見にも耳を傾ける必要がある。