一文不通
読み方
いちもん ふつう意味
一つの文章さえ理解できないこと。文字を読んだり書いたりする能力や学問・知識がほとんどないことをいう。転じて、ある分野について全く知識がなく、話が少しも分からないという意味でも用いる。由来
中国の漢文に由来する語とされる。「一文」は一つの文章、「不通」は通じない・理解できない意で、一つの文すら理解できないほど無学であることを表した。特定の典拠や成立年代については明確でなく、日本では漢語の四字熟語として定着した。備考
人を「無学」「文盲」と決めつける強い否定的な響きがあるため、他人の能力を評する際には注意が必要。現代では、特定分野への知識不足をへりくだっていう用法もある。例文
- 祖父は学校教育を受ける機会がなく、若いころは一文不通だったという。
- 私は法律については一文不通なので、専門家に相談することにした。
- 外国語は一文不通の状態からでも、基礎を積み重ねれば少しずつ読めるようになる。
類義語
- 目不識丁
- 一字不識
- 無学文盲
- 無知蒙昧