一日之雅
読み方
いちじつ の が意味
ほんの一日ほどの短い交際、またはごく浅い知り合いの関係をいう。「雅」は優雅という意味ではなく、「交わり・付き合い」を表す。深い友情や長年の親交ではない、わずかな面識をへりくだっていう場合にも用いる。由来
中国の歴史書『漢書(かんじょ)』谷永伝に由来する。前漢の人物・谷永に関する記述で、「一日之雅」は一日ほどの交わり、すなわち短期間の浅い付き合いを意味した。『漢書』は後漢の班固らによって1世紀ごろから編纂され、111年ごろに完成したとされる。備考
現代の日常会話ではほとんど使われない、漢文調で硬い表現。「雅」はこの語では「交際・交わり」の意。手紙や改まった文章で、浅い面識をへりくだって述べる際に使える。例文
- 彼とは一日之雅にすぎないので、個人的な事情までは知らない。
- 一日之雅の間柄ではあるが、困っている様子を見過ごすことはできなかった。
- 私どもは一日之雅にすぎませんが、以前お目にかかったご縁でご連絡しました。
類義語
- 一面之交
- 一面之識
- 一日之交
- 点頭之交