一板一眼
読み方
いちばんいちがん意味
物事を決まった形式・規則どおりに、きわめて正確に行うこと。また、まじめすぎて融通が利かず、型にはまりすぎていることをいう。几帳面さをほめる場合にも、堅苦しさや柔軟性のなさを批判する場合にも使われる。由来
中国の伝統音楽や戯曲で、強く打つ拍子を「板」、その間の拍子を「眼」と呼んだことに由来する。「板」と「眼」を規則正しく打つ音楽のリズムから、物事を一定の型・規則どおりに進める意味になった。日本語への定着時期や特定の初出は明確ではない。備考
「几帳面で正確」という肯定的な意味にも、「融通が利かず堅苦しい」という否定的な意味にもなる。文脈や言い方によって評価が変わる語である。例文
- 彼は帳簿を一板一眼に確認するので、計算ミスがほとんどない。
- 規則を一板一眼に適用するだけでは、現場の事情に対応できないこともある。
- 祖父は毎朝六時に起き、散歩、朝食、読書と一板一眼の生活を送っている。