一栄一辱
読み方
いちえい いちじょく意味
一度は栄えて名誉や成功を得る一方で、一度は辱めを受けて不名誉な立場に置かれること。人生や世の中では、栄える時と衰えたり恥をかいたりする時とが交互に訪れうる、という変転の激しさを表す。由来
中国の古典に見られる「栄」と「辱」を対にして、名誉・成功と不名誉・屈辱の移り変わりを表した表現に由来する。特定の一書の一句をそのまま出典とする定説は明確ではないが、中国古典由来の漢語として日本でも用いられてきた。成立時期は古代中国(おおむね紀元前〜後漢期ごろ)にさかのぼる語法とされる。備考
主に人生・地位・組織の盛衰や、名誉と不名誉の移り変わりについて用いる硬い表現。「一栄一辱」は、栄えることと辱めを受けることがそれぞれ一度ずつ起こる、という対照を強調する。例文
- 政治家として一栄一辱を経験した彼は、順境でも慢心しなくなった。
- 会社の業績には一栄一辱があるので、好調な時ほど将来への備えが必要だ。
- 人生は一栄一辱であり、今の失敗だけで自分の価値を決めるべきではない。