一登竜門
読み方
いっとう りゅうもん意味
一度、立身出世や成功への大きな関門を突破し、世間に認められること。また、その成功によって名声や評価が大いに高まること。「登竜門」よりも、一度その門をくぐること・成功を得ることに重点を置く表現。由来
中国の歴史書『後漢書(ごかんじょ)』の「李膺伝」に由来する。後漢(25~220年)時代、名士の李膺に認められて交流を許されることは大変な名誉とされ、「竜門に一度登れば、名声・評価が十倍になる」という趣旨で語られた。そこから、難関を突破して世に認められることを「一登竜門」というようになった。原典では「竜」は「龍」と表記される。備考
主に文章語・やや硬い表現で、試験、賞、採用、コンクールなど、成功や出世の契機となる難関について用いる。「登竜門」だけでも広く使われる。例文
- この新人賞の受賞は、彼女にとって作家として世に出る一登竜門となった。
- 難関の国際コンクールで入賞することは、若手演奏家にとって一登竜門といえる。
- その研究誌に論文が掲載されたことが一登竜門となり、彼は研究者として広く知られるようになった。
類義語
- 登竜門
- 立身出世
- 声価十倍
- 一躍成名
対義語
- 不遇
- 出世無縁
- 失意落胆