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一竜一猪

読み方

いちりゅう いっちょ

意味

同じような境遇や条件から出発した二人・二者が、後には竜と豚ほどに大きな差がつくこと。一方が非常に優れた人物・状態となり、他方が劣った人物・状態となるほど、能力・成果・地位などに著しい隔たりがあることをいう。

由来

中国・唐代の詩人、韓愈(かんゆ、768〜824)の詩「符読書城南(ふ しょをじょうなんに よむ)」にある「三十骨骼成、乃一龍一猪(30歳になると、ついには一人は竜、一人は豚となる)」に基づく。幼い頃は同じようだった二人が、成長後には大きく差が開くことを詠んだ表現である。詩の成立年は明確ではないが、唐代・9世紀初頭ごろの作品とされる。

備考

人を「竜」と「猪(豚)」にたとえるため、劣る側を強く見下す響きがある。現代では他人を直接評する場面では慎重に用い、結果や能力の大きな差を述べる比喩として使うことが多い。

例文

  • 同じ学校で学んだ二人も、卒業から二十年後には一竜一猪といえるほど業績に差がついた。
  • 才能の有無だけでなく、学び続けるかどうかが、将来の一竜一猪を分けることもある。
  • 同じ条件で始めた事業でも、経営判断の違いによって、数年後には一竜一猪の結果になった。

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字