一箭双雕
読み方
いっせん そうちょう意味
一本の矢で二羽の鳥を同時に射落とすことから、一つの行為・手段によって、二つの目的を同時に達成したり、二つの利益を得たりすることをいう。由来
中国の歴史書『北史』などに見える故事に基づく。6世紀ごろ、北周に仕えた長孫晟(ちょうそんせい)が、争っていた二羽の鷲を一本の矢で射落としたという逸話から生まれた。「一箭」は一本の矢、「双雕」は二羽の鷲の意。備考
中国由来の漢語的な四字熟語で、「一石二鳥」とほぼ同義。日常会話では「一石二鳥」のほうが一般的であり、「一箭双雕」は文章語・硬い表現として用いられやすい。例文
- 新しい研修制度は、社員の能力向上と離職率の低下を図れる一箭双雕の施策だ。
- オンライン会議にすれば、移動時間を減らしつつ遠方の取引先とも話せるので、一箭双雕である。
- 空き地を公園と防災拠点として整備する計画は、住民にとって一箭双雕の取り組みとなる。
類義語
対義語
- 一挙両失
- 徒労無功